OBS便利ツール
使い方ガイド
はじめての準備から、機能ごとの使い方までを説明します
OBS便利ツールは現在公開準備中です。画面の名前や手順は、公開までに変わることがあります。
- Windows のパソコン
- OBS Studio 28 以降
- YouTube Data API のAPIキー(配信予定を表示するとき。無料で作れます。作り方)
- ダウンロードしたZIPファイルを右クリックし、「すべて展開」で好きな場所に展開します。
- 展開した
ObsBenriTool フォルダの中の ObsBenriTool.exe をダブルクリックします。
- ブラウザで設定画面が開きます。ここからすべての設定を行います。
「WindowsによってPCが保護されました」と表示されたときは、「詳細情報」→「実行」を押すと起動できます。
設定画面をもう一度開くとき
もう一度 ObsBenriTool.exe をダブルクリックすると、設定画面だけが開きます(アプリが二重に起動することはありません)。ブラウザで http://127.0.0.1:50580/settings を開いても同じです。
アプリを終了するとき
設定画面の右上にある 終了 を押します。
- 左のメニュー:YouTube・配信画面・音声・録画・配信の補助・アプリの設定 に分かれています。いちばん上の ▶ 配信中ページを開く で、配信中に使うページが開きます。
- 保存:本文の上(ページのタイトルの右)にある 保存 を押すと、そのページの設定が保存されます。保存すると、配信予定も読み込み直します。
- 保存していない変更:変えた項目には黄色い印が付き、メニューのページ名にも黄色い点が出ます。保存しないままほかのページへ移ろうとすると、「保存して移動」「保存せずに移動」「キャンセル」を選べます。
設定画面は、使い終わったら閉じてください。開いたままにしておくと、配信中ページなどで変えた設定を、古い内容で上書きしてしまうことがあります。
配信予定を読み込むために、Googleの「YouTube Data API」のAPIキーを使います。APIキーはご自身のGoogleアカウントで無料で作れます。設定画面の 基本設定 → YouTube にも、同じ手順が書いてあります。
APIキーの作り方
- Google Cloud コンソール を開き、Googleアカウントでログインします。
- 画面上部のプロジェクトの選択から「新しいプロジェクト」を作ります(名前は自由。例:OBS便利ツール)。
- 「YouTube Data API v3」のページで、作ったプロジェクトが選ばれているのを確かめて「有効にする」を押します。
- 「認証情報」のページで「認証情報を作成」→「APIキー」を選ぶと、APIキーができます。
- (おすすめ)キーの編集画面で「APIの制限」を「キーを制限」にし、「YouTube Data API v3」だけを選んで保存します。
アプリに登録する
- 設定画面の 基本設定 → YouTube で、APIキーを貼り付けます。
- チャンネルの欄に、YouTubeチャンネルのURL(
youtube.com/@…)か、@ハンドル を入れます。
- 上の 保存 を押すと、予約している配信枠が読み込まれます(そのあとは「更新間隔」の分ごとに自動で読み込みます。初期は5分)。
APIキーは画面に表示されず、「登録済み(末尾4文字)」とだけ表示されます。APIキーは人に見せないようにしてください。「無視するタグ」に入れたタグは、ゲーム名・タグとして表示しません。
アプリの画面は、OBSの「ブラウザソース」で表示します。配信画面 の 開始画面・終了画面 に、表示ごとの「OBSソースとプレビュー」があります。
- OBSへドラッグ:リンクをOBSのプレビュー画面へドラッグ&ドロップすると、ちょうどよい大きさのブラウザソースが作られます。
- URLをコピー:ドラッグできないときは、OBSで「ソースを追加」→「ブラウザ」を選び、コピーしたURLを貼り付けます。
| 表示するもの | URL | おすすめの大きさ |
| 開始画面(まとめて表示) | http://127.0.0.1:50580/overlay?view=start | 960×540 |
| 終了画面(次回の予定) | http://127.0.0.1:50580/overlay?view=next | 960×540 |
| 部品ごと | http://127.0.0.1:50580/overlay?part=部品名 | 部品による |
部品には、カウントダウン・開始時刻・ゲーム名・タイトル・タグ・サムネイル・次回の日時などがあります。設定画面の「部品ごとに表示」からドラッグするのがかんたんです。
OBSを「管理者として実行」していると、ドラッグ&ドロップが使えません。そのときは「URLをコピー」を使ってください。
見た目を変える
画面共通設定 で、配色のプリセット(8種類)・フォント・大きさ・色・カード背景・枠線と、部品の文字のふち取りを決めます。プレビューで「開始前」「次回予定」「部品ごと」を切り替えて確認できます。
開始画面・終了画面 では、表示する文言と、部品ごとのフォント・大きさ・色・寄せ方などを、項目ごとに「文字の設定 → OBSソース → プレビュー」の順で決められます。CSSが書ける方は、OBSのブラウザソースの「カスタムCSS」でも変更できます。
自動BGM・録画の整理・配信の補助・配信の経過時間などは、OBSとつないで動きます。OBSに標準で入っている「WebSocketサーバー」を使います。配信予定の表示だけなら、この設定はいりません。
- OBSのメニュー「ツール」→「WebSocketサーバー設定」を開きます。
- 「WebSocketサーバーを有効にする」にチェックを入れ、右下の 「適用」を押します(押さないとつながりません)。
- 「接続情報を表示」を押し、サーバーパスワードをコピーします。
- アプリの 基本設定 → OBSとつなぐ にパスワードを貼り付けて 保存 します(ポートはOBSの初期値 4455 のままでOKです)。
つながると、状態が「OBSに接続しています」に変わります。OBSを後から起動しても自動でつながります。
見張る音声(ゲーム音など)がすべて無音の間だけ、BGMをフェードインで流します。どれか1つでも音が出たら、フェードアウトします。
- OBSに、BGM用の「メディアソース」を作っておきます。
- 音声・録画 → 自動BGM で、BGMに使うソースと、見張る音声(ゲーム音など)を選びます。
- 音量メーターを見ながら、「無音とみなす音量」や「流し始めるまでの時間」を調整します。
プレイリストと曲名の表示
フォルダを選ぶと、その中の曲を順番かシャッフルで流します。曲名とクレジットはファイル名から読み取るので、曲名 - クレジット.mp3 の形で名前を付けておくと、画面に「♪ 曲名」とクレジットを表示できます。
- 休憩タイマー:配信画面 → 休憩画面 で分数を選んで この分数で始める を押すと、画面に残り時間を表示します。0になると決めた文言を出し、しばらくすると自動で消えます。
- 配信の経過時間:配信を始めてからの時間(0:12:34)を表示します。
表示用のOBSソースは、同じページの「OBSに追加する」からドラッグできます。休憩は配信中ページやStream Deckからも始められます。
どれも左のメニューの 配信の補助 にあります。
カウンター
デス数・勝ち数など、5つまで作れます。表示の形(例:{name}:{n})や、配信のたびに0に戻すかを選べます。
見どころマーカー
配信中に マーカーを付ける を押すと、配信開始からの時刻を記録します(押す少し前の時刻に合わせます)。配信が終わると、YouTubeの説明欄にそのまま貼れる目次の文章ができ、録画フォルダにも保存されます。マーカーの名前や時刻は、あとから直せます。
YouTubeの目次(チャプター)は、「0:00」から始まり、3つ以上・10秒以上の間隔が必要です。条件を満たさないときは画面でお知らせします。
配信前チェック
配信を始めたときに、次のことを自動で確認します(今すぐチェック でいつでも確認できます)。
- 選んだマイクなどの音声がミュートになっていないか
- 決めておいたシーンで始めているか
- 録画を忘れていないか
問題があれば、OBSの操作パネル・Windowsの通知・警告音で知らせます(知らせ方はいくつでも選べます)。
配信中ページ
配信中に使うボタン(マーカー・休憩・カウンター・BGM・ミュート・シーンの切り替え・配信予定など)を、別のウィンドウに大きく並べたページです。設定画面のメニューの ▶ 配信中ページを開く で開きます。
並べるパネルと順番、配信を始めたら自動で開くかどうかは、配信中ページの右上の ⚙ 設定 で選びます。
OBSの中の操作パネル
OBSのメニュー「ドック」→「カスタムブラウザドック」で、URLに http://127.0.0.1:50580/dock を入れると、OBSの中に小さな操作パネルを置けます。URLは アプリの設定 → Stream Deck・操作パネル にも出ています。
Stream Deck
Stream Deck の「Webサイト」アクションに、Stream Deck・操作パネル に表示される専用のURLを入れ、「GET request in background」にチェックを入れます。マーカー・配信前チェック・休憩・カウンター・BGMの次の曲などをボタン1つで操作できます。
専用のURLには合言葉が入っています。人に見せないようにしてください。合言葉を作り直す で変えられます。
OBSの「自動的にmp4に再多重化」でmp4ができたあと、残ったmkvを片付けます。
- OBSの「設定」→「詳細設定」→「録画」で、「自動的にmp4に再多重化」をオンにします。
- アプリの 音声・録画 → 録画の整理 で、片付け方を選びます。
- ごみ箱へ:mkvをごみ箱に移します。
- 削除予定フォルダへ:mkvをフォルダに移し、決めた日数(初期は7日)がたったら削除します。
片付けるのは、アプリの起動中に録画したmkvで、同じ名前のmp4がきちんとできたものだけです。mp4ができていないときや小さすぎるときは、mkvを残します。
YouTubeに配信枠を作るため、ご自身のGoogleアカウントでログインします。そのための「ログインの仕組み」(OAuthクライアント)を、Google Cloud で一度だけ作ります(10分ほど・無料)。利用回数の上限はご自身専用で、ほかの人と分け合うことはありません。
ログインの準備(最初の1回だけ)
設定画面の 基本設定 → YouTubeへのログイン(配信枠の作成で使います) にも、同じ手順が書いてあります。
- Google Cloud コンソール で、プロジェクトを選びます(APIキーを作ったプロジェクトでOK)。YouTube Data API v3 が「有効」になっているか確かめます。
- 「Google Auth Platform」を開き、「開始」からアプリの情報を入れます(アプリ名は自由/対象は「外部」/連絡先はご自身のメールアドレス)。「ブランディング」のアプリのドメインなどは空欄のままで大丈夫です。
- 左の「対象」の「テストユーザー」で「ユーザーを追加」を押し、YouTubeチャンネルのGoogleアカウントを追加します。公開ステータスは「テスト中」のままで大丈夫です。
- 左の「クライアント」→「クライアントを作成」で、アプリケーションの種類を「デスクトップ アプリ」にして作成し、「JSONをダウンロード」を押します。
- アプリの 基本設定 → YouTubeへのログイン で、JSONファイルを選んで登録 からそのファイルを選びます(IDとシークレットを貼り付けることもできます)。
- Googleでログイン を押します。「このアプリは Google で確認されていません」と出たら、「詳細」→「(アプリ名)(安全ではないページ)に移動」を押し、YouTubeの管理を許可します(ご自身で作ったアプリなので問題ありません)。
「テスト中」の状態では、7日ごとにログインし直しが必要です。切れたときは設定画面に案内が出るので、Googleでログイン を押してください。
配信枠を作る
- YouTube → 配信枠の作成 を開き、一覧を更新 を押します。過去のライブ配信を読み込み、読み込み中でも届いた分から一覧に並びます。
- キーワードや日付で、複製したい配信を探して選びます。選んだ配信のくわしい情報(タグ・カテゴリ・サムネイルなど)を読み込みます。
- タイトル・開始予定の日時・サムネイル・再生リスト・ストリームキーなどを確認・変更して、この内容で配信枠を作る を押します。
収益化・チャットの設定・メンバー限定・年齢制限・字幕・終了画面などは複製できません。作成後にYouTube Studioで設定してください。
YouTube Data API には1日に使える量の上限(10,000)があります。一覧の読み込みは少しですが、配信枠1つの作成で約150を使います。
- 新しいバージョンのお知らせ:起動したときと1日1回、新しいバージョンが出ていないか確認します。出ていれば、設定画面の上に追加された内容といっしょにお知らせが出ます。このバージョンは知らせない で閉じられます。
- 新機能の紹介:アップデートしたあと、最初に設定画面を開いたときに、そのバージョンで追加された機能を一度だけ紹介します。
- 配信中は出しません:OBSで配信している間は、お知らせを出さず、配信が終わってから表示します。
- バージョン情報:基本設定 → バージョン情報 で、今のバージョン・最新のバージョン・更新履歴を確認できます。今すぐ確認 でいつでも確認できます。
確認のときは、このWebサイト(mizulab-app.com)にアクセスします。送るのはアプリのバージョンだけです。「新しいバージョンがあるか自動で確認する」をオフにすると、自動の確認は止まります。更新の内容は
更新履歴 でも見られます。
❓ よくある質問
起動しようとすると「WindowsによってPCが保護されました」と出ます
新しく配布されたアプリでよく表示される画面です。「詳細情報」を押すと出てくる「実行」ボタンで起動できます。
OBSの画面に何も表示されません
アプリが起動しているか確認してください。アプリを終了していると表示されません。ブラウザソースのURLが http://127.0.0.1:50580/ で始まっているかも確認してください。
配信予定が表示されません
基本設定 で、APIキーとチャンネルが登録されているか確認し、保存 を押してください(保存すると読み込み直します)。エラーがあれば画面に表示されます。予約している配信枠(公開・限定公開)がないときは、案内の文が表示されます。
OBSにつながりません
OBSの「WebSocketサーバー設定」で有効になっているか、チェックを入れたあと「適用」を押したか、パスワードとポートが合っているかを確認してください。設定画面にうまくいかない理由が表示されます。
OBSと一緒に自動で起動できますか?
ObsBenriTool.exe --background で起動すると、設定画面を開かずに起動します。Windowsのスタートアップに登録するなどしてお使いください。
アンインストールのしかたは?
アプリを終了してから、ObsBenriTool フォルダを削除してください。設定も消す場合は、%APPDATA%\RuonTools\obs-tools フォルダも削除します。配信枠の作成でログインしている場合は、先に 基本設定 の ログアウト を押しておくと、Google側の許可も取り消されます。